分厚いので読むのに時間がかかるー。けど、ざっと一通り目を通しました。
登場人物が同じなので当然ながらパーソナルデータは基本的に「ハート」と同じでしたが、キャラの性格や特徴を数値化したグラフが何気にツボでした。
たとえばアリスなら「根暗度」とか、エリオットなら「ブラッド好き度」とか。(※キャラによって分類項目は異なります)
あと書き下ろし小説は3本。ハートのファンブックや乙女ゲーム雑誌に掲載されている書下ろし小説よりも長く、カップリングはそれぞれ
双子×アリス(他の登場人物:
ボス、エリー、白兎)、
トカゲ×アリス(他:
夢魔、女王、騎士)、
ねずみ×アリス(他:
騎士、猫)のカップリング固定でしたが、一応他キャラも全員登場してました。
以下、ちょっとだけ感想を。
詳細あらすじは書いてませんがそれなりにネタバレしているので、閲覧は自己責任でよろしくお願いします。若干辛いことも書いているので、マイナスコメントはNGだと思われる方はご覧にならないでくださいませ〜。よろしくお願いします。
小説に関しては、トカゲ×アリスが一番面白かった……かな?
含みのある言い方になってしまったのは、面白いことは面白いし萌えたのですが、「ハート」のファンブックの書き下ろしだったブラッド×アリス小説と一部同じ展開が気になって若干頭が冷静になってしまったから。
今回の話は、アリスが他の男に気があると思い込み嫉妬したグレイがアリスにアッチ方面で痛いことを強いる話なんですが。……てか、それはエピソードの一つで、それ自体が主題ではないのですが。
ハートのファンブックの話は、アリスが他の男(?)に気があると思い込み嫉妬したブラッドがアリスにアッチ方面で痛いことを強いる話だったわけで。……てか、やはりそれはエピソードの一つで、それ自体が主題ではないのですが。
ボスに続き、トカゲもサディスト認定? というよりむしろ、
アリスが本当にドMだなぁと。(笑)
それは、ハトアリやってた頃からずっと思ってたことなので今更なんですが。
(アリスがSっ気出すのって、たぶんエリーちゃんルートだけだったような)
まあでもあれだ。トカゲはまだ精神的に大人でちゃんと自分の非を認めて後悔できる人なのでいいですけどね。飴と鞭の鞭しか知らないと言われているボスと比べて、飴の使い方を心得ているように思えるし。
お城での女王&騎士とトカゲのバトルには非常に萌えさせていただきましたvvv
ご馳走様です。
双子×アリスについては、これも面白かったのですが、大人に近い年齢の女の子と子どもの、しかも複数人との肉体交渉描写にはどうしても抵抗があるので、引いてしまった部分のほうが大きかったです。
直接的なソッチの描写があるわけじゃないのですが、十二分にそれを匂わせている設定なのでね〜。コメディやギャグでソッチ方面匂わせとかなら、さほど抵抗ないんですが☆
双子というキャラは好きなのですが、恋愛ルートで肉体関係のアレコレを避けて通れないのがネック。
倫理観ぶっ飛んだゲームとはいえ、どうしてもキャラたちと肉体関係を持たないとダメなのだろうか。一応「アリス」は全年齢対象のゲームで、18禁ではないはずなんだけど……。ねずみ×アリスも、ストーリー的には面白かったし騎士が良かったんだけど、肝心のねずみさんの行動にどうしてもモニョる。
ねずみは臆病な子で、自分がどうしていいのかわからず、あの場からトンズラしてしまった気持ちは理解できなくはない。リアルだとさえ思う。
だけどだけど、だからといって怪我したままのアリスを置いていくというのは、やっぱ納得できない。
臆病だとしても、全面的にねずみに非があるわけでなくても、やっぱり好きな女の子を安全な場に連れて行くくらいのことはしてほしいと思うわけです。乙女ゲームなんだからさ。
その後騎士から逃げずにいたことで成長したというのはおいしかったんだけど、あくまでも私個人の好みとしては最初から男らしいタイプが好きなので、ねずみに対しては終始「ふーん」としか思えず。
ねずみちゃんは可愛いんですけどね。
あと、もう少し待遇改善してやってほしいなあと思います。どういう形であれ、差別対象とされているのは辛いものがあります。
あとは、キャラのパーソナルデータの話を少し。
「〜度」などのグラフで面白かった部分だけ抜粋してみますと……。(※グラフは1から5の五段階。MAXは5)
・アリス→根暗度5。 うじうじねちねち後ろ向きなのは知ってたけど、根暗度本当にMAXだったよ。
・ボス→嫉妬深さ5。 カリスマ性があって(悪党なのに悪党からの)人望も厚く冷静で……と大物感たっぷりな評価なのに、本当の恋に目覚めると嫉妬深さMAX。(笑) 猫の特性ゆえボリスも独占欲が強い設定になっているけど、ボリスの評価は4。本物の猫を上回る嫉妬深さのボスに乾杯。
女に手が早いというのも公式設定されてて笑った。
・エリー→ブラッド好き度圏外。 ボスを妄信・敬愛しているのは知ってたけど、グラフ圏外でした。MAXの5を突き破り、たぶん8くらいまでいってそうでした。いろんな意味でいきすぎ。(笑)
・ディーとダム→いじめっこ度5。 純粋な悪意を持った子どもだからね。彼らに関しては大人になっても狡賢さやこの気質は変わらないような気がします。
・ペタ→ストーカー度5、エース嫌い度5。 ストーカー度については今更語るまでもなく。エースが嫌いなのは知ってたけど、ペタはアリス以外は平等に嫌いなんだと思ってたので笑ってしまった。本当に特別に心底大嫌いなんですね、騎士が。
・エース→歪み度5。 うん、歪み度MAXに納得。でも「典型的ないい人キャラ」とされていたキャラ解説に激しく異議申し立てを。……どこが? 誤植???
・ビバ→猫好き度4。 5じゃないの? どうせならネズミ嫌い度も加えればよかったのに。文句なしに5でしょ。
・ボリス→猫度5。 ……当たり前ジャマイカと言ってみる(笑)。
・メア→ヘタレ度5。 吐血度、病弱度はないのだろうか。
・グレイ→強さ、苦労人度、労働意欲、オカン度5。 何もかもが素晴らしい数値でした。オカン度5でも料理の腕はアレだけどね〜。
ところで彼はゲーム中、「若い頃は」とよく口にし、年長者発言を繰り返していましたが、28〜31歳だそうで。まあ特別若くもないけど年寄りじみた発言するほどの年齢でもないですよね。あのゲーム中のキャラではたしかに年長の部類に入るのかもしれませんが。
エースやボスを若者扱いしていたようにも記憶しているのですが、エースは確かに若いけど、ボスは26〜29なので、大差ないような。つっても、もしもボスが26でグレイが31なら、なるほどそれなりに開きがありますけどね☆
思うところもあるファンブックでしたが、概ね面白かったです。