タイトルどおり、今回は黒主学園大荒れでした。
優姫が純血種として覚醒し、枢の血によって李土が復活し、そのおかげで急遽休校となった黒主学園に李土の下僕の雑魚吸血鬼たちが押し寄せ、黒主学園の普通科の生徒たちに白昼堂々、正確には朝っぱらですが、襲い掛かりやがります。
夜間部の皆さんがそれを蹴散らしてくれているので多分普通科の生徒たちは無事守られるでしょうが、普通科の学生さんにしてみればどえらい迷惑な話です。普通に学園生活を送ってるだけなのに、急に休校になるわ、吸血鬼に襲われそうになるわで、とんだとばっちり。
優姫の親友の頼ちゃんも吸血鬼に襲われますが、そこにかけつけてきた優姫とそのお供のアイドル先輩によって無事救出されました。よかった。
いきなりロングヘアーになっていた優姫や目の前で灰にされた吸血鬼に驚くよりも、優姫のことを真っ先に案じる頼ちゃんに萌え……!
優姫がこれまで何かをずっと悩み続けていたのを知っていて、頼ちゃんは優姫のことをずっとずっと心配していたんですよね。ええ子や〜。
頼ちゃんは人間ながら、たとえば元老院のスパイとか枢に命じられた優姫の監視役か何かじゃないかと疑い続けてきた私を許してください、頼ちゃん。
重い展開が続いている今日この頃で、思い切り癒されました。
優姫は頼ちゃんに全て打ち明けるんでしょうか。
そして、純血種として目覚めた今もまだ、優姫は昔のトラウマを引きずって吸血鬼が怖いのでしょうか。今回頼ちゃんを実際に助けたのは藍堂だったし。
そのへんが何気に気になります。
にしても。
そもそも一般の人間には吸血鬼の存在は秘されているはずなのに、いいんですかね。こんなおおっぴらに吸血鬼が人間を襲って。(いいわけないから緊急事態なんだけど)
吸血鬼に襲われた普通科さんたちは、後で記憶処理を施されるのでしょうか。
なんにしても、関係者たちによる後始末が大変そうです。
人間と吸血鬼の平和的共存の夢をあと少しのところで壊されて(?)、理事長は気落ちを隠し切れないご様子。いや、あからさまに落ち込んだりしていないし、平和的共存の夢をまだ諦めないとの意思表示を示しておりましたが。
この段階になって、やっとこさ理事長が本気モードで動き出しそうな気配にドキドキが止まりません。
大事な義娘であり、(たぶん)理事長にとって最も大事な女性だったであろう樹里さんの忘れ形見でもある優姫を守るために、元吸血鬼ハンターとして李土に戦いを挑んでくれると嬉しい。
勝ち目ないでしょうけど、やれるところまではやってほしい。んで、隠れた有能ぶりをとくと見せて欲しい。
一方の零はといえば、ハンター協会の牢に閉じ込められたまま。まだ悶々としていました。
そこに枢が会いに来て、枢が零をどのように利用したかったのかを明かすわけです。
枢曰く、零は「4年間、大事に育てながら進めてきた"駒"」。
そもそも零は、双子の片割れであり一縷の能力を無意識に奪って、優秀なハンターとして生まれた。
で、閑によって吸血鬼に変えられ、実は純血種だった優姫の血を幾度となく貰い、仕舞いには閑の血と力を取り込んだ枢の血まで体内に取り込んだことによって、零はもうすぐ最強のハンターになる。
零を最強のハンターにして自分の代わりに李土を始末させようというのが、枢のプランだったようです。そのために、零のことをぶち殺したいと思ったときも我慢してきたと。
冷静に考えると枢サマのやり口はかなり酷いですが、なんだかマイフェアレディみたい。(笑)
枢が計画的に零を理想のハンターに育てたってことですもんね。
おまえを助けるような真似を俺がすると思っているのかと零。
李土が存在し続ける限り、優姫はずっと狙われ続けることになるだろうねと枢。(※台詞は適当)
零はそれに対して何も答えていないけど、答えは明白。
つか、はなから勝負になりません。零は甘くて心優しい子だから、危険にさらされ続ける優姫を放っておけるはずがない。
本当に不憫な子です、零。
でも枢も切実なんですよね。優姫を守り、李土を滅ぼすのを憎たらしい零に任せなきゃいけないなんて、彼にとっては屈辱のはず。
零も枢も苦悩しているのがおいしい。(気の毒だけど) 苦悩する男が大好きですからw(ほんっと、気の毒だけど)
でもでも、「最強のハンター」とやらは、そこまですごいんですかね?
上級吸血鬼である夜間部が化け物と言ってた元老院のじいさんよりも、さらにすごいのが純血種なわけでしょ?
零が李土に太刀打ちできるのかなあ………できなきゃこの作品のヒーローは張れないでしょうけど。
で、枢が去った後に一縷が零に会いに来て、零を銃で撃ちやがりました。
そこで「次回に続く」なので、零がどうなったのかは分かりません。
銃はたぶんブラッディローズなので、そんなもので撃たれたら零、ヤバイんじゃ……?
撃たれる前、零は「それはどうした?」と驚愕の表情で一縷を見ていたので、一縷に何か異変があったのは間違いないかと。
一縷は零に会いに来る前に李土と会っていたので、多分その時に何かされたんでしょうね、李土に。
李土の手には血が付いていたし、一縷の服にも血らしいものが見えていたので、李土に吸血されたかあるいは傷を負わされたか……かな?
詳細不明なので、おとなしく次号を待つしかありません。
最近一気に話が進んだ分、今回はあまり話が進んだように思えませんでした。
実際には、進んでいないことはないんですけどね。
とにかく、優姫と枢、優姫と零、優姫と理事長といったように、純血種に戻った優姫と野郎どもとの語らいが見たいです。
次回、そういうのがあればいいなあ。