※18禁ゲームなので、心身ともに18歳未満の方、その手の話題が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。

いじわる My Masterいじわる My Master
(2008/03/28)
Windows

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さっくり遊べるシステムとヒロインボイスつきなのは非常に嬉しいです。
バグの不安なく遊べるのはなんと素晴らしいことなのだと改めて実感しました。(笑)
ほんっと、超快適です☆

まだ焔ルートしか終えてないので全体評価は下せませんが、比較的あっさりしているゲームという印象です。
何があっさりかと言うと、攻略に必要な時間やイベント数やシナリオの出来など、何もかも。
「Under The Moon」ほどの濃さはなく「つきいろ絵本」くらいのボリュームかなあ……という感じ。
王子ポジだろうと思われるデルタとレオンのルートはもっとボリュームがあるのかもしれませんが。

エロ描写については、UTMよりあっさりになったような。
UTMの描写は私から言わせると乙女ゲームとしてはちょっとハードすぎたように思うので、今回抑え気味になっていたように思えたのは個人的にはありがたかったです。
と言っても、さっきも言ったようにまだ1人しか攻略してないので、他ルートはドギツイという可能性もありますが。

以下、焔感想。
これはあくまで私の好みが多分に入った主観であり、特に今回は辛い評価になっているので、マイナス感想が許せない方はスルーよろしくお願いします。
モロバレです。
結論から言うと、焔ルートは微妙でした。焔というキャラもちょっと「うーむ」だったのですが、このルートはヒロインに対してモニョりすぎたので。彼らを気に入っておられる方にはゴメンナサイ。

ヒロインは、おとなしくて真に心許せるような友達もいなさそうで毎日をただなんとなく生きているといった感じの無気力タイプの女の子。種族は人間。
同じ高校の後輩で女の子から人気のある焔に告白された日に、二人して空の不思議な光に吸い込まれて魔界に飛ばされたところから物語は始まります。
ヒロインが気がついたときには焔の姿はなく一人きり。彼女はそこで悪魔のリュカに捕獲され、市場で売りに出されることに。
でも売りに出されるのを嫌がったところ、リュカはヒロインを売り物にするのをやめて、フランツという青年の家にヒロインを預けようとします。
そのフランツはなんと焔と瓜二つ。
でも、穏やかで優しい焔とはぜんぜん違って、フランツは出会った瞬間から何故かヒロインに対して憎悪と嫌悪をあからさまにぶつけてくるのです。
行く当てがないからここに置いてくれと頼むヒロインと、それを激しく拒絶するフランツと。

このやりとりが、非常にイライラさせられました……。
なんていうのかな、このヒロイン、最初から誰かに助けてもらうことしか考えてないように見えるんです。人任せっぽいというか。
いきなり魔界につれてこられ、売られそうになり、誰も頼れる人がいないから、目の前の人に必死にすがりたいという心理は当然だと思います。だからそれ自体を非難するつもりはないです。
で、フランツにしてみれば彼の言うとおり初対面の人間を養ってやる義理はないわけで(実はフランツの正体は焔なので、初対面ではないんですが)、彼が拒絶するのも当たり前。
いきなり自分の家に見ず知らずの人がやってきて「ここで生活させてくれ」といわれても、普通は「いいよ〜」なんて言わないでしょ。
でも、このフランツの拒絶の仕方はすごいんですよ。ヒロインの体を思い切り突き飛ばしたり、怒鳴ったり、酷い言葉で侮辱したり、骨が軋むほど顎を掴んだり。
そこまでする男も鬼ですが、そこまで徹底的に拒絶されてもフランツの家においてもらうことを諦めないヒロインもどうかと思うわけです。
怒り返してもいいはずなのに、それどころかヒロインは卑屈にもフランツのご機嫌をとろうとする始末。

私には、これが理解できませんでした。
殴られたわけじゃないけど暴力を振るわれるに近いことをされ、罵倒され。そこまでされてなお、なぜフランツにこだわらねばならないのでしょうか。
……って、フランツの家に滞在しないとフランツルートにならないからですが。(笑)
そういうゲームの事情はともかく、少なくともフランツの家まで案内してくれたリュカはもっと優しいということをヒロインは知っているのだし、フランツの説得を諦めてリュカを探しに行けばいい。
見知らぬ土地でリュカを探すのが不安だとしても、市場に戻って手がかりを見つけるなり、本気で何かしようとする気があるなら、そのくらいのことはできるはず。外を歩いているだけでいきなり殺されるということはないんだし。
だけどヒロインは、目の前に示された楽な道に固執して(フランツの説得自体は楽じゃないんですが)、他の道を探そうという考えが初めからない。家事など自分に出来ることはするからと申し出たとはいえ、最初から赤の他人に衣食住を提供しろと要求しているようなものですしね。

終いには食事が欲しいなら奉仕しろと言われ……18禁ゲームの奉仕といえばアレですよ。F。
ヒロインはすぐにやっちゃうの、手と口を使って。

( ´Д`).。oO(・・・・・・・・・そ、そんな素直にやっちゃうんだ・・・・・・・・)

この子はたぶん彼氏いない暦年齢の数で、もちろん処女なのに。でもって、ぜんぜん嫌悪感を感じてないんですよね。相手は初対面で、なおかつ自分を侮辱しまくりの男なのにですよ?
お願いします、極限状態でもないんだから、もう少し毅然として……。もう少し、相手にも自分にも思うところはないのか。そんなアッサリとプライドを捨てないでよ……。

という感じで、憎たらしいフランツ以上にヒロインの態度にがっかりしてしまったんですよね。
その後ヒロインは一応フランツの家に住まうことを許可されるのですが、定期的に当たり前のように奉仕を命じられ、彼女はそれに応え、慣れていきます。やはり嫌悪感なしみたいで。
フランツは優しくなることはありません。
ささいなことでヒロインにいちゃもんをつけては叱責し、奉仕させ、最終的には、前戯もなにもなく生娘のヒロインを手酷く犯し……。(私はこういう系統が苦手なので凹みました)
ヒロインがリュカと仲良くしていたのを邪推して激怒するシーンでは、UTMのセイジュを思い出しました。また「このメス犬が!」と罵倒されたらどうしようかと思いましたよ。あるいはメス豚とかさ。
今回はメス犬はなかったけど、それに近いようなノリだったような。(笑)


このフランツ青年は実は焔なんですよ。
ヒロインと焔は同時に魔界に飛ばされたんだけど、違う時間軸で魔界に放り出されたために焔はヒロインより数年早く魔界に一人放り出されたということになります。
ヒロインと同じようにリュカに捕まって売りに出されたものの男だったために買い手がつかず(人間の女、特に処女は高値で売れるらしい)、仕方なく一人で生き抜く羽目になったものの、人間ということで蔑まれ、何度も命の危険に見舞われ、筆舌に尽くしがたい生活を送ってきた。
人間としての過去も名前も捨てた。人間世界にいたころに抱いていた、自分が誰より優秀で「選ばれた人間」だという自信も、魔界に来て呆気なく打ち砕かれ――。
自分はそこまで苦しんできたのに、数年後に現れたヒロインはリュカに保護され、のほほんとしており、あまつさえ出会ったばかりのリュカとフランツを当てにすることしか考えていなかった。
だからヒロインが許せなかった、大嫌いで憎くて仕方なかったというのが、フランツがヒロインに冷たく当たっていた理由です。
だけどやっぱりヒロインが好きで、苦しんでいたらしいですが。

私も、最初から他力本願だったヒロインにモニョっていたので焔の気持ちは理解できるのですが、よく考えるとそれって焔の逆恨みでもあるので微妙でした。
二人が魔界に飛ばされたのはヒロインのせいでもないし、焔が過酷な生き方をせざるを得なかったのもヒロインのせいじゃない。ヒロインが運良く売られなかったのは偶然。ヒロインはこの世界に来たばかりなので、酷い目に遭う可能性があるのはこれから。(=今ヒロインに危機感がないのは、危険な目にまだ遭ってないのだから、ある意味当然のこと)
逆恨みというか……「自分はこんなに不幸だったのに、なんでお前だけ幸せなんだ。自分が不幸だったんだからお前も不幸にならないと不平等じゃないか」ってことじゃないかと……。
…………それ、男として(人間として?)器が小さすぎませんかね。(ぼそっ)

焔は、魔界に飛ばされる前はヒロインのことが好きだったらしいですよ。
その理由というのが『ヒロインが「選ばれた女」だと直感し、やはり「選ばれた人間」である自分にふさわしいと思ったから』というなんとも意味不明で痛すぎる内容なんですが。
まあ、好きになった理由はともかく、ヒロインは自分が惚れた女なわけです。

だったら、惚れた女が自分のような不幸な境遇に陥らなかった幸運に感謝くらいしろや。

それくらい、カッコいい男だったらよかったのですが……。
聖人君子なんてイヤですよ、気色悪い。恨みや妬みを抱くのも人間らしいですよ。だけど、逆恨みはカッコ悪い。
乙女ゲームなんだから少しくらい夢を見させてくださいよ……。

結局ヒロインも他人任せだった自分を後悔し、フランツの酷い行動も許し、二人は愛し合うようになります。
私としては、「僕は君に酷いことばかりしてきたのに、君はいつも明るくて優しくて強くて……」みたいな台詞を言っていた焔にも「一体ヒロインのどこらへんが強かったのですか?」とお聞きしたいところですが、「許すも何も、最初から怒ってないよ」と焔に言ったヒロインにも「絶対嘘だよね?」と言ってあげたいです。
あれだけめちゃくちゃに犯されて本当に何一つ怒らないでいられるなら、ヒロインは真正のMに違いない。

その後、魔界から人間界に帰れるかもしれない方法が判明し、エンディングが4種類に分岐します。
二人で人間界に帰ることを決意したときのバッドエンドは、焔と途中ではぐれてしまい、ヒロインだけが無事に人間界に帰還するというパターン。
これだと、焔は元々この世界に存在しないということになります。
……これだと焔はまたヒロインを恨むんじゃないでしょうか。「なんでおまえだけ無事に帰って、なんで僕だけこんな目に遭うんだよー!」ってな具合に。

二人して無事に戻れた場合は、焔は元通りの優しい性格に戻り、ヒロインと正式に交際をはじめ、ラブラブになります。
あれだけひどいことをしてきたことも、なかったことにでもなってしまったかのようにラッブラブ。
うーん。それもどうなんだろうね。(笑)

魔界に残るバージョンのエンディングのバッドエンドは、ヒロインは人間界に帰りたがるのですが、焔は魔界に残りたがるのです。(彼は人間界にいたころの傲慢だった自分が嫌いだし、今はもう魔界で生活も根付いているから)
で、ヒロインを騙して怪しい薬入りのお茶を飲ませ、ヒロインの記憶を消すという暴挙に出ます。
全部リセットしてやり直したいんだそうです。ヒロインの余計な過去もいらないんだそうです。
目が覚めたらヒロインは全ての記憶を失っており、フランツはそんなヒロインに親切ぶって言うのです。行き倒れていたヒロインを自分が保護した、これからはずっと俺が傍にいて守ってやると。
フランツが記憶を一切なくしたヒロインに献身的に世話をしたものだから、ヒロインもあっという間にフランツに恋をしちゃいます。
「フランツが大好き、愛してる」というヒロインに応えて、「ああ、俺も大好きだ」との狂気じみたフランツの台詞で終わりました。
UTMのセイジュ狂気エンドを少しばかり髣髴とさせる内容でした。

二人して魔界に残る決意をするのがたぶんベストエンド。
魔界で結婚式を挙げて終わりです。幸せそうで良かったですけどね。
でもどうしても一言言っておきたい。
愛を誓い合ってからのエロシーンで、「痛くないか」と尋ねてきたフランツを殴りたくなったのは私だけではないはず。
ヒロインを散々犯し放題だったのに、いまさら痛いもへったくれもあるか!(怒)
今更気遣い見せても遅いだろが!!!

ちなみにUTMのヒロインのアーシェも友情出演で、二人の結婚式のちょっとした手助けをしてました。
どうせならレニも出せばよかったのに。


毒っけの多い感想になってしまってすみません。
焔のビジュアルや声はこのゲームのキャラではポイントが高いんですが、散々酷いことをされていながらあっさりそれを許せるヒロインの心境が私には理解できないし(私は心狭いので)、同情の余地があるとはいえ逆恨みで好きな女の子を陵辱しまくる焔もなんだかなという感じだし、私にはややきついシナリオだったように思います。
基本的に陵辱色の強いものは苦手なので、どうしても……。
シュガービーンズさんの陵辱ものは堪えるものが多いので覚悟はしておりましたがね(笑)。

次のキャラに期待☆

あと、すごく今更なんですけど、アーシェとこのゲームのヒロインは声優さんが同じなのでしょうか。
お名前は違うんですが、声が似ているような気がしてしょうがないです。






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【2008/04/12 20:37】 | [ 編集]














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