前回、黒主優姫の正体が玖蘭優姫であり、優姫が枢の妹であることが判明。
だけど、あくまでも優姫が枢を兄と呼んでいただけであり、枢は「いっそ本当に兄として生まれていればよかった」というような意味深な発言をしていたので、彼らが実の兄妹であるかははっきりとは分かってません。
結論から言うと、今回もそこははっきりと解明されませんでした。
優姫が吸血鬼として目覚めて、その血の匂いで優姫が純血種だということがあっさり夜間部の連中に筒抜けになり、藍堂&架院コンビに「(黒主優姫は)まさか…妹…君…?」と尋ねられたときも雰囲気で肯定しているけど言葉での明確な返事は返してないんですよね、枢は。なんだか意味ありげです。
「妹君」ときたよ。さすがは純血の最高の血統のお姫様。これからはプリンセス優姫と呼べばいい。……図らずもプリンセス天○みたいになっちゃったのが微妙ですな。が、私の印象では、なんとなくですけど、実の兄妹説が濃厚かなあと思えました。
というのも、
純血種は実の兄妹間での近親婚は珍しくはないらしく(純血以外の吸血鬼はたぶん近親婚はNGっぽい)、
優姫の両親も実の兄妹だったらしく(てことは、李土さんは優姫の両親のどちらにとっても実の兄ということに)、さらに
枢と優姫は許婚なんだそうで。
「(優姫は)僕の妻になるために生まれてきた子だよ」 by枢お兄様
咳き込んだじゃないですか、枢オニイサマ!!
「妻」ですよ、ツマ! 優姫の存在は公にされていなかったのだから、玖蘭家のみで取り決められた婚約ということなのでしょうけど、それでも!
ワイフ、ベターハーフ、嫁、伴侶、細君、家内、妻室、連れ合い、北の方、女房、お内儀……他に言い方あるかな、あるだろうけど調べるのめんどいので調べない! とにかく、優姫は枢に添うために、枢のために生まれてきた女ということに。
なにその超運命的な特殊設定は!!!
しかも、まさか近親設定でくるとは思わなかったですよ樋野先生……!
でも兄妹間で生まれた子供たちも近親婚をしたら、さすがに血が濃くなりすぎるのではなかろうかと。
つまり、枢と優姫は正真正銘実の兄妹だけど、枢にとっては元々兄妹としてよりも許婚という感覚のほうが強かったため、現在アレコレと苦悩している。それくらいなら初めから純粋な兄妹愛のほうがよかった……という思いを受けての「いっそ本当に兄として(略」という発言だったのかなあと。……違うかもしれませんけどね。これはあくまで私の受け取り方ですから。
だって枢は最初から優姫を女として見ていたっぽいんだもん、今回を見る限り。
ちなみに、記憶を取りもどした優姫も、「お兄様」が自分の許婚だということは承知しているようです。
優姫は今まで人間として生きてきて人間としての倫理観や道徳が染み付いているので、「近親婚は道に外れたこと」「自分の兄に恋をしていたなんて、自分はどうかしている」と思っているらしい。
だけど枢は、「だから? それが何?」と、ちゃ〜ら〜、へっちゃら〜♪ なご様子。
ちょっと待ってオニイサマ! 貴様、破壊力ありすぎですから!
この前後の、優姫が枢の血を吸血するシーンはひたすら悶絶しました。
いろんなことに対して苦しみ涙する優姫と、切なげな枢が、悶絶ものでした。
想う相手の血を吸いたいというのが吸血鬼の本能らしく、優姫が枢の血を貪欲に求めたのって、つまりはそういうことですよね。空腹というのもあったのかもしれないけど。
禁断の香りと、そこはかとない色気がなんともいえません。
目覚めた優姫は、髪がロングに伸びていて、精神的にも以前の優姫より大人びている感じ。前より理知的で少しお色気も出たような。
元々の優姫は、黒主優姫のような、いかにも子供子供した、明るくてちょっとおバカなタイプじゃなかったんでしょうね。
私は玖蘭優姫のほうが好みかもしれない。落ち着いた女の子のほうが実は好きだし、ビジュアル的にも優姫の髪が長いほうが好きだし。
でも普通科の人間にはいきなり髪が伸びた姿を見せられないだろうから切っちゃうのかな。それはさておき、優姫が枢をお兄様と呼んだ時には「兄妹じゃ恋愛できねーじゃんよ!」と正直
絶望 落胆したものですが、なんてことはない、この禁断設定なら恋愛OKということじゃないですか。(笑)
私は基本的に近親ものは苦手ですが、この二人は人間じゃなく吸血鬼設定だし、この世界観ではそれがまかり通っているという設定でもあるし、そもそもこの漫画は禁断や耽美ネタも入っていることだし……という理由で納得し、萌えさせていただきました。
最終的には枢×優姫でなく零×優姫で決着が付くんじゃないかと私は予想しているので、結局のところ枢と優姫が兄と妹の関係を実際に超えることはないような気はしますが、枢の苦悩はおいしいのです。気の毒すぎるのはやめてほしいと心底思うのですが、でもやっぱり枢の苦悩は捨てがたい。
……もがき苦しむ男って、ちょっといいですよね。(いい笑顔)
零は、大事な大事な優姫が純血種と知って、しかも枢と優姫の関係や絆を含めて、この先いろいろ悩んでくれそうです。今回呆然としてました。そりゃそうでしょう、優姫への恋心とか、壱縷のこととか、自分の末路とか、今でもすでに頭禿げあがりそうなほど悩みの種を抱えているのにねえ……。これ以上無いというレベルのトドメを食らっちゃった零が不憫すぎます。
……でも、もがき苦しむ男って、ちょっといいですよね。(またしてもいい笑顔)
不憫といえば、瑠佳さんも。
どんなに枢に可愛がられていても所詮は人間なんだし結ばれっこないから、と今まで見下していたであろう人間の小娘の正体が実は純血のお姫様で枢の許婚と来た日には、立ち直れないだろうなあ。とてもじゃないけど太刀打ちできませんもんね。
以前枢に寄り添っていた純血種の女の子を前にしてもやるせない敗北感を感じていただろうに、優姫の血統は多分彼女以上になるんだし。何よりも、枢が優姫を大切にしているんだし。
まあ、最初から枢とはご縁がなかったということで、架院にしておけばいい。包容力のある架院となら、きっと幸せになれるでしょう。
あと特筆すべきことは。
優姫を贄とするために黒主学園にやってきた李土&一条の前に莉磨ちゃんが立ちはだかり、支葵を取り戻さんとしますが……結果は当然莉磨の負け。
支葵が自分を取り戻す鍵になるのはやっぱり莉磨かな? パワーオブラブというのはいささかベタですが、ぜひ王道でいって欲しいと思います。
黒主理事長は、やっぱり優姫ママにホの字だったのではないかと思います。
思い切ってあなたが優姫と結婚しちゃえばいいよ! ……というのは冗談ですごめんなさい。
でもって、優姫が玖蘭の娘だと最初から知っていたのなら、理事長こそ一番の狸だと思います。ついでに、愛しい女性の愛娘である優姫を守るために、腕利きハンターだったというその凄腕ぶりをぜひ見せて欲しいと思います。
今月号は、優姫が陽の寮の零に会いに行ったところで「つづく」です。
何を話すのか。そして零の対応が気になるところです。
いい加減グダグダな感想になってきたのでそろそろ〆ます。
今は夜中で、頭の中も目の睡魔でしょぼしょぼなので、いつもよりさらにおかしな文章になってそうで怖いです。お見苦しくてすみません☆